生活習慣病

生活習慣病の予防・治療とは

生活習慣病である「高血圧」「糖尿病」「高脂血症(コレステロール、中性脂肪)」の予防及び治療を行います。これは、日本における三大成人病の「心臓病」「脳卒中」を予防する上で最も重要であり、これらの予防・治療は、がんの予防や老化予防にも直接繋がるため、当医院では患者様に適切なアドバイスを行っております。

各種がん検診

各種がん検診により、がんの予防・早期発見を行います。がんの予防に関しては、現代医学において、がんの発生にかかわる原因の因子がわかっていますので、これらを早期発見し、その素を少しでも早く取り除くことが重要になります。がんの発生には生活習慣が大きく関わっており、特に食べ物とタバコが最も要注意です。がんは早期の段階ではほとんど無症状で、病状が進行するに従って、様々な症状が出てきます。この症状の現れない時期にある年齢を過ぎたら、定期的に検査を受けることをおすすめいたします。

メタリックシンドローム

*メタボリックシンドロームって何?

 近年増加の一途をたどる虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)や脳血管障害(脳出血や脳梗塞)といった動脈硬化性疾患になってしまうのを防ぐことを目的に、平成20年度より、厚生労働省主導のもとに「標準的な健診・保健指導プログラム」というものがスタートしました。これによって平成20年4月より特定健診(いわゆるメタボ健診)が始まり、動脈硬化性疾患の危険因子を多く有するハイリスクグループの拾い上げとして、各自治体で実施される健診でもメタボリックシンドローム判定が行われるようになりました。メタボリックシンドローム(無理やり日本語にすると内臓脂肪症候群ですが・・・)と言ってもなんだかピンと来ない人も多いと思いますが、これは別に特殊な病気というものではなく、単に内臓脂肪の蓄積をベースとして糖尿病や高血圧、脂質代謝異常のうちいずれか2つを兼ね揃えた状態のことであり、将来心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化性疾患に併発しやすくなるいくつかの病気の複合体のことを言います。もちろん、喫煙高LDLコレステロール(悪玉コレステロール)血症など、メタボリックシンドローム以外にも動脈硬化性疾患の危険因子となるものはありますから、人によって動脈硬化性疾患を予防するための問題点は様々であり、指導方針や治療方針もそれぞれ異なってきます。重要なことは、毎年きちんと健診を受け、メタボリックシンドロームを含めた自分自身の問題点を総合的に理解し、それに対して対策を講じて自らの健康管理に努めることなのです。

メタボリックシンドロームの判断基準
*メタボリックシンドロームの判定基準

先述したとおり、メタボリックシンドロームは内臓型肥満によって引き起こされる糖脂質代謝異常や高血圧症を合併した状態ですから、まず、内臓脂肪蓄積状態を評価するための腹囲測定が必須となります(図1①)。両足を揃えて立ち、両腕を自然に垂らした状態で臍の高さで測定します。男性では85cm以上、女性では90cm以上が異常値となります。この基準値を超えた場合ハイリスクグループと考えられ、血圧・脂質・血糖の各項目において評価が行われ、2項目以上が該当する場合にメタボリックシンドロームと判定されます(図1②~④)。

*メタボリックシンドロームまたはその予備群と判定されたら

メタボリックシンドロームと判定されたからといってすぐに何か治療を始めるわけではありません。ましてやメタボリックシンドロームの特効薬なんてものもありません。あくまでも人それぞれ条件が違うので、その人ごとの問題点に沿って話を進めていきます。例えば、血圧とか血糖値とかが少し高めだけど薬を飲むほどでもない場合は減量をして腹囲を正常範囲にしてしまえば、日本の判定基準では、その時点でメタボリックシンドロームではなくなりますから、まず栄養指導や運動療法指導を行います。また、腹囲もあるけど高血圧症糖尿病、あるいは脂質異常症などの生活習慣病ですでに薬を飲んでいるような場合には、食事療法や運動療法も含め、現行の治療をしっかり継続するよう指導することになります。これらの生活習慣病は動脈硬化と密接な関係がありますから、動脈硬化検査(血管年齢検査とも言います)を行って、指導の際の資料とする場合もあります。また、今まで指摘されていなかったけど今年は血糖値がかなり高くなってきたという場合には、栄養指導はもちろんですが糖尿病についての精密検査であるブドウ糖負荷試験を行うよう指導します。この場合、保険診療が適応となります。他にもいろいろなケースがありますが、当クリニックでは全てのデータを総合的に判断し、個々の患者さまに最も適した指導を行います。

メタボリックシンドロームの図2
*メタボリックシンドロームでなければそれでOK?

メタボリックシンドローム以外にも、LDLコレステロール血症などの脂質異常症糖尿病高血圧症など、これら単独で動脈硬化性疾患のハイリスク因子となりうる疾患があります。ですから、メタボリックシンドロームでなくてもLDLコレステロールが高値の場合やHDLコレステロール(善玉コレステロール)が低値の場合、また血圧が高いといった場合にはそれぞれについての治療を徹底することが必要となります。また、LDLコレステロールがHDLコレステロールの2倍以上高い(LDLコレステロール/ HDLコレステロール比)と動脈硬化のリスクがさらに高くなるため(図2)、動脈硬化状態の評価として頸動脈エコー検査血管年齢検査も必要に応じて行います。

骨粗鬆症

*骨粗鬆症ってどんな病気?

 歳を取ると骨がもろくなって折れやすくなるとよく言われます。これがすなわち、骨粗鬆症と呼ばれる病気です。
私たちの身体の骨は、成長期を経てからその後は何十年と同じ形を保っていますが、骨の内部では絶えず骨質の吸収と沈着、つまり骨の破壊と再形成といった新陳代謝が盛んに行われています。この、骨の破壊と再形成のバランスが崩れて、破壊の勢いの方が勝ってしまうと、骨自体の形は変わらなくても徐々に内部の骨量が少なくなり、骨そのものが弱くなってくる訳です。このような変化が進行していくと、骨は、重力やその他の物理的な負担の耐えられなくなって、痛みを生じたり、変形してきたり、場合によってはちょっと転んだだけで骨折しやすくなったりします。

骨粗鬆症は主に高齢者、中でも女性に多く見られます。特に女性の場合は、閉経を契機に一気に骨量が低下してくるので、要注意です。

*予防のための食事療法

 骨の構成要素としては、カルシウムやリンといったミネラル、タンパク質が特に重要です。日本人の食事にはカルシウムが不足しがちだとよく言われます。1日に約1000mg近く摂取すると良いでしょう。
生乳はとても身近で良いカルシウム源です。でも、中には牛乳で下痢を起こしてしまう人もいますので、そのような人の場合は、下痢を引き起こす原因である乳糖をあらかじめ分解した加工乳を飲むと良いでしょう。チーズやヨーグルトといった乳製品も良いと思いますが、脂肪分の過剰摂取に注意してください。

  大豆にもカルシウムが多く含まれているので、豆腐・あげ・納豆・豆乳・ゆば等の豆製品を積極的に摂取しましょう。また、納豆を始め大豆製品には骨の強化に重要なビタミンKも豊富に含まれているので、まさに一石二鳥です。味噌も大豆から作られていますね。
  魚のまる干ししらずぼしつみれ等の小魚食品もお勧めです。
  青菜海藻もカルシウムを多く含む食品として重要です。

 次に、ビタミンDという栄養素も腸からのカルシウム吸収を助けるので非常に大事です。しいたけ・バター・卵黄等がビタミンDが豊富に含まれています。また、日焼けのしすぎはダメですが、太陽によく当たると、体内でビタミンDが活性化されて骨の強化に有効です。
 最後に、食べるだけでなく、適度な運動をすることが骨の強化に重要となります。

髙島クリニック外観
髙島クリニック
〒161-0034 東京都新宿区上落合2-18-15
TEL:03-3371-2101
スマホQRコード
診 療 時 間 日・祝
9:00~12:00
14:00~17:30

●休診日:木曜、日曜、祝日

※乳腺科は完全予約制となっております。
駐車場 1台

地図

都営大江戸線・西武新宿線「中井駅」より徒歩3分
(大江戸線はA2の出口です)